この前、知り合いのスカウトに聞いた話では、銀座のクラブでお店が急遽閉店になり在籍キャストに給料が振り込まれないという事件が起こったらしい。その経営者は雲隠れ。ひどい話である。
許しがたい事件ではあるが、実際に夜の世界では給与トラブルが非常に多く、働く女性側からすればこのようなトラブルが起きない優良店で働きたいところだ。しかし、実際これはキャバクラに限らず、経営状態を働いているキャストが判断するのは難しい。お客さんが全然入らないとかだとヤバいなと気づくかもしれないが、上層部が悪質だと儲かっていても店の売り上げかっさらってトンズラ、なんてことも普通にあり得る。それならどうやって安全なお店を選べば良いのか。
一つは経営母体。これは単純に資金力があるかどうかである。グループ店を何店舗も経営していたり、しっかりとコーポレートサイトがある(=堂々と経営している)などが判断材料の一つになる。
もう一つは集客の仕方やコンプライアンス。きちんと法律に則って経営しているかである。客引きは違法だし、ぼったくりキャバクラなんてもってのほか。キャバクラの客引きの取締りはオリンピックに向けて間違いなく厳しくなっていくので、客引きでしか客を集められないようでは経営は厳しくなる。客引きを使わずにネットで集客できる、あるいは口コミがSNSで広がってお客さんが入ってくる、そのようなキャバクラは優良店と言える。
もちろん全てが当てはまるわけではないが、キャバクラで働く女性はぜひ参考にしてほしい。